〔2014/6/5〕トランスコスモス・アナリティクス、dmiとビッグデータを活用した顧客行動予測で業務提携

 トランスコスモスの調査・分析子会社であるトランスコスモス・アナリティクス(本社:東京都渋谷区、河野洋一社長)は、dmi(本社:大阪府大阪市、徳山光滋社長)とビッグデータを活用した顧客行動予測について業務提携した。
 トランスコスモス・アナリティクスが持つビッグデータ分析のノウハウと、dmiが持つ過去から未来を予測できる解析技術「ベイジアンネットワーク」による予測技術を融合し、顧客と企業のマーケティングプロモーションの効率化を支援する。
 ベイジアンネットワークとは、「原因」と「結果」の関係を複数組み合わせることにより、「原因」「結果」がお互いに影響を及ぼしながら発生する現象をネットワーク図と確率で可視化したもの。例えば、ヒトの行動(購買、離脱、来店、クリックなど)は、不確定要素が多いため、「AならばB」のような単純なルールだけで表すことは難しいが、確率推論を用いることで、単純なルールでは表現できないグレーな部分を表現でき、より精度の高い予測を可能にする。
 トランスコスモス・アナリティクスによるビッグデータ収集・分析と、dmiによるベイジアンネットワークを活用した予測分析により、具体的には、退会/解約や次に購買してくれる確率が高い商品とそのタイミング、ダイレクトメール/メールマガジンの反応率、Webサイト内での行動などの顧客行動が個人単位で予測可能になる。
 さらに、トランスコスモスグループが持つ、デジタルマーケティングサービスやコールセンターの運用・改善サービスなどとの連携により、インターネット広告、Webサイト構築、テレマーケティングなどのサービスを組み合わせたプロモーションのサポートも可能。


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