〔2009/5/12〕バーチャレクス・コンサルティング、コールセンター基盤ASP「keepa(キーパ)」の最新版を販売開始

  バーチャレクス・コンサルティングは、コールセンター基盤ASPサービス 「keepa(キーパ)」 の「簡易CRMオプション」が追加された最新版、バージョン5.2の販売を開始した。
最新版のオプションとして提供される簡易CRM機能は、従来外部のソフトウェアに依っていた顧客履歴の管理をkeepa単体で完結させる機能拡張で、顧客の基本情報や属性、その応対履歴を格納・管理するデータベースとユーザインタフェースをkeepa内で実現。項目の追加や変更が想定されるデータベースには、利用者が項目名やデータ型を自由に指定できる「ユーザ定義型」のフィールドを用意して、業種や業務による管理項目の違いを吸収し易くしている。この簡易CRM機能の利用により、着信応答時にオペレータが参照する顧客情報の充実はもちろん、これらの情報はIVR/ACD機能からも同様に参照可能なため、ルーティングの前に発信者番号で架電者を特定し、その属性情報の内容に応じて、適切なグループに電話をつなぐといった運用設計が容易に、安価に構築可能になる。
また、簡易CRMオプション活用のための専用ポータルをオープン。簡易CRM機能の利用促進を目的として、活用支援ツールの提供や使いこなし事例を紹介していく予定。簡易CRMオプションはバージョン5.2のオプションとして5000円/テナントからの提供となる。
新バージョンでは、簡易CRMオプションのほか、オペレータがkeepaの機能を利用できる環境や時間帯を制限するための「セキュリティ強化設定」(標準装備)やアウトバウンドを想定する運用ニーズに対応した「電話番号帳」機能、また発信時に選択的に通知番号を設定できる「発信者番号選択」機能を有償オプションとして用意した。
バーチャレクス・コンサルティングではkeepa稼働環境でのCRMニーズに対して、簡易的なCRM機能で十分なセンターにはkeepaのみでオールインワンサービスが提供可能となり、また従来から提供しているフルスペックのCRMソフトウェア「inspirX Communication(インスピーリ コミュニケーション)」と合わせて幅広くサービスを提供していくという。


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