〔2009/5/20〕インパルス・ジャパン、日本初の定額制の電話通訳サービスを提供開始

 インパルス・ジャパン(東京都江東区、忠津光彦社長)は、リアルタイムの電話通訳サービス「Global Talk」の定額制サービスの提供を開始した。
これまでのサービスは、利用時間に応じて課金額が増える従量課金方式のみ提供してきたが、この度の定額制サービス導入により、月額1万500円(税込)で無制限に電話通訳サービスを利用できるようになる。また従量課金方式は、他社での類似サービスもあったが、定額制の電話通訳は日本初のサービスとなるという。
Global Talkは、24時間365日利用可能な電話による通訳サービス。日本語から英語・中国語(北京語)・韓国語、そして英語・中国語(北京語)・韓国語から日本語へのリアルタイム通訳が可能。海外支社や海外工場との連絡・打ち合わせが必要な企業や、外国人との会話が必要になる日本国内のホテル・飲食店が、これまでの主な利用者層であった。目の前にいる外国人との会話をする場合の「2者間通話サービス」と、他の場所にいる外国人と通訳オペレーターを介して会話をする場合の「3者間通話」サービスの2サービスがあり、これまでの従量課金方式(最初の1分210円、以後6秒ごとに21円)に加え、今回の定額制方式が加わった。ただし、定額制方式は「2者間通話サービス」のみとなり、いずれの場合も、利用料金の他に、アクセスポイントまでの通話料が別途必要。
Global Talkは、すでに浅草などの外国人客が訪れる飲食店・小売店・ホテルなど、多くの観光産業で導入されている。今回の定額制方式のサービスインにより、さらなる導入を目指し、2009年度は新規に2000契約獲得を見込んでいる。


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