〔2009/5/20〕日本プラントロニクス、最大50mの通信距離を実現したワイヤレスヘッドセットシステムの販売開始

 日本プラントロニクスは、最大50mの通信距離を実現し、ノイズを軽減したクリアな音声の伝達を可能にしたワイヤレスヘッドセットシステム「Savi Talk」(サヴィ・トーク)を発表した。これによりユーザーは、受話器を持たずに電話機から離れて移動しながら通話をすることが可能となり、またヘッドセットのボタンを押すだけで着信応答/通話終了ができるようになる。ハンズフリーで最大約7時間の連続通話を実現した。価格は3万8000円で、正規販売代理店を通じて販売を開始した。
2.4GHz帯の無線通信周波数を採用したSavi Talkは、ヘッドセットの充電が可能なベースユニットとヘッドセットから構成されている。ヘッドセットはコンバーチブル式を採用しているため、ユーザーは好みに合わせて「耳かけ式」か「オーバーヘッド式」を選ぶことができる。また、ユーザーの口元まで届くノイズキャンセル機能搭載の長いマイクブームや、音声をデジタル処理し受話側と送話側の双方のノイズを軽減するDSP(デジタル信号処理)機能を搭載したことによって、これまで以上にクリアな音声の伝達が可能。さらに、使用時にベースユニットからヘッドセットまでの距離を自動的に感知し、距離に応じて通話中の電池消耗を抑える適応型電力システムを採用している。これにより、ユーザーの電話機本体からの移動距離に応じてヘッドセットの電池消耗を抑制し、長時間通話をすることが可能。なお、Savi Talkのベースユニットの一部である充電用クレードルは取り外しが可能になっており、別のSavi Talkのベースユニットと接続し使用することが可能。ユーザーは、ヘッドセットと充電用クレードルさえ持ち運べば、会議室など別の場所に設置してある別のSavi Talkのベースユニットと接続して、通話を行うことが可能。
Savi Talkを使うことで、受話器を肩に挟む姿勢をせずにユーザーは肩や首の痛みを感じることなく長時間の電話会議に参加したり、受付やヘルプデスクなどでの電話応対をスムーズに行ったりすることができるようになる。さらに、受話器を持つ必要がないため、通話しながら資料の閲覧・FAXの受発信・PCなどでの顧客情報の検索や入力といった作業を行うことが可能となり、通話中に相手を待たせる保留時間も最短に押さえることができユーザーの業務効率や顧客サービスの向上にも貢献する。


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