〔2009/6/3〕プラスアルファ・コンサルティング、少数意見を発見する「原石発掘」機能などを追加した「見える化エンジン」の新バージョン発表
プラスアルファ・コンサルティングは、日本初SaaS型で提供するテキストマイニングシステム「見える化エンジン」について、ブログやアンケートの自由記述の中から、たった1 件だが”きらり“と光る声を発見することができる「原石発掘」機能や、Web 上のアンケートを自由に作成することができ、収集から分析までをワンストップで可能とする「見える化リサーチ」機能など、新たな機能を搭載したバージョン3.0を開発、6 月下旬にサービス提供を開始する。
見える化エンジンVer3.0 では、口コミ情報やアンケートをより分析しやすくするための機能を拡張した。「原石発掘」機能では、少数意見でも“きらり”と光る声を見つけやすくする機能で、新商品開発のヒントの発見において有効な機能。また、「期待・実態マップ」機能では、商品やサービスに対する「期待評価」と「実態評価」に関する文章を自動的に抽出することで、例えばブログの口コミから新商品に対する事前の評判と実際の評判の割合やギャップを把握することが可能。他に、アンケートの自由記述の分類作業を効率化する「アフターコーディング機能」やWeb上でアンケートの設計から入力フォームの生成、アンケートの収集、分析までをワンストップで実現する「見える化リサーチオプション」も提供。これにより、自社のWebサイトや携帯サイトにてアンケートを集め、結果を分析、社内で共有するという流れを見える化エンジンで容易に構築できるようになった。また、特にコールセンターでの問い合わせ分析でニーズの高かった、分析結果を社内で共有する際に、データや分析結果の参照権限をチーム単位で設定することができるようになり、より全社的に顧客の声を共有・活用しやすくなった。
価格は、初期費20 万円、月額10 万円から。同社では、今後、企業のマーケティング部門やコールセンター部門、CS部門のほか、調査会社やテレマーケティング会社、CRM ベンダーなどの販売・協業パートナーを拡大し、今後1 年間で200 社への導入を目指す。