〔2014/12/4〕WEIC、セールスフォース・ドットコムと資本・業務提携

 WEIC(本社:東京都新宿区、内山雄輝社長)は、エンタープライズ・クラウドコンピューティング企業の米国セールスフォース・ドットコムと、資本・業務提携したことを発表した。今回の出資を受けて、WEICが提供する顧客抽出から商談獲得までを実現するインサイドセールスサービス「APO-HUNTER」は、Salesforceと連携され、営業効率化のためにインサイドセールスの活用を検討するSalesforceユーザーが、Sales Cloudからインサイドセールスを容易にアウトソースすることが可能になる。
 従来、法人営業チームでは1人の営業担当者が見込み顧客リスト作成からテレアポ、商談設定、商品提案、クロージング、顧客フォロー、アップセル、クロスセル、保守継続依頼を行うことが主流であった。このような属人的な営業手法は、コアユーザーとの連携は強化できる反面、情報共有や営業担当者の動向管理が曖昧になる傾向がある。さらに、担当者1人が抱える業務が多岐にわたり営業効率が低下するため新たな顧客を醸成する上でリソース不足という大きな障害を抱える。
 WEICでは、「自動的にアポが追加される営業支援システム」をコンセプトに、法人営業に特化したコールセンターと過去1500社の営業を支援して蓄積した独自の顧客抽出エンジンとSFAを組み合わせたインサイドセールスサービス「APO-HUNTER」を提供している。ノウハウと固定費が必要なインサイドセールスは、プロフェッショナルにアウトソーシングすることで、各営業フェーズに合わせたアプローチを仕組化し、営業担当者が顧客訪問に集中できるようになる。SalesforceとAPO-HUNTERが連携することで、手軽に費用対効果が明確なインサイドセールスを開始することができるようになる。
 今回の出資に伴い、WEICの提供するシステムを信頼性の高いクラウドプラットフォーム・Salesforce1 Platform上に移行することで更なる安定的な可動を実現するとともに、将来的なシステムの拡張およびSalesforceとの連携を進め、新たな顧客層の開拓を行っていく。


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