〔2009/6/19〕電話放送局、アウトバウンドコール「声のダイレクトメール」のサービス開始
電話放送局は、IVRを活用した「声のダイレクトメール(DM)」のASP型送信サービスを開始した。声のDMでは、例えば、簡単なお知らせ、確認、サンキューコール、督促などのアウトバウンドコールをオペレーター費用に比べると約1/15、DM費用では封書で1/5、ハガキで1/3の低価格で利用できる。
また、開封率も高く、地域高齢者向け自治体からのお知らせコールで開封率47.1% 、完了率(確認ボタン)8.3%、出荷確認のお知らせコールで、開封率80.2% 完了率(確認ボタン)30.4%だ。電話放送局のASPセンターは1時間あたり3万6000件の同時発信が行える。データ精度、スクリプト(シナリオ)、発信有効時間帯などの保障のため、小ロットからのテストマーケティングからのスタートも可能。
預かるデータは電話番号のみで、個人を特定する情報は必要ない。また、専用ポータルへ発信データをアップロードしてもらうなど個人情報保護指針に基づくセキュリティ対策に万全を期している。
価格は、初期費用なしで、1000件まで基本料金5万円で、超過分は有効処理を1件21円(携帯32円)。発信用データはWebポータルサイトからCSVまたはXLC形式でアップロードする。留守、不在先のリトライ回数は1データあたり3回まで可能。メッセージ音源を同社が製作する場合は、A4サイズ原稿で4万円。スクリプト(シナリオ)は用意する必要がある。なお、0120-595-033で、デモを体験できる。