〔2015/3/2〕キューアンドエーと翻訳センター、多言語対応の新会社を設立

 キューアンドエー(本社:東京都渋谷区、金川裕一社長)と東証JASDAQ上場の翻訳センターは、多言語対応コンタクトセンターサービスを提供する新会社「ランゲージワン」を2015年4月1日に設立すると発表した。
 これに伴い、キューアンドエーは、同社子会社であるディー・キュービック(本社:東京都渋谷区、牛島祐之社長)で運営している多言語対応コンタクトセンターサービスにおける事業全部をランゲージワンに移管し、センター運営ならびにサービスのさらなる強化する。
 2020年の東京オリンピック開催を控え、今後、外国人観光客や在日外国人は増加傾向にあり、多言語対応コンタクトセンターのサービスニーズも拡大が見込まれる。そうした市場環境を見据え、2014年8月にディー・キュービックと翻訳センターは戦略的業務提携を行い、サービスの拡充と事業体制強化に向けて協議を進めてきた。
 キューアンドエーは、人材・設備などのコンタクトセンターサービス基盤とサービス運用を提供する。また翻訳センターは、翻訳・通訳事業で構築したネットワークを活用した観光や医薬分野の営業開拓と、翻訳センターグループの通訳者養成機関であるアイ・エス・エス・インスティテュートを通じた人材供給を行う。
 今後、ランゲージワンは、市場のサービスニーズ拡大に対応し、国内最多の対応言語数と最大規模のサービス運用体制を持つ、多言語コンタクトセンターサービスのナンバーワン企業を目指す。


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