〔2015/3/3〕アドバンスト・メディア、韓国LG CNS社と韓国での音声認識事業を共同で推進する事業で提携

 アドバンスト・メディアと韓国の大手IT企業であるLG CNS社は、韓国での音声認識事業を共同で推進することを目的とした戦略的事業提携に合意した。
 本提携は、アドバンスト・メディアの音声認識技術を活用したソリューションを韓国市場に導入し、シェアを拡大することを目的にしている。第1弾として、韓国コールセンター市場への音声認識ソリューションの本格展開を開始した。
 韓国のコールセンター市場の運営規模は、約3兆5000億ウォン(約3500億円、2013年現在、LG CNS調べ)となっており、年平均成長率7.8%で急伸し続けている。近年、ITインフラ整備の促進に伴い、コールセンターでの音声認識の需要が伸長しており、更なる市場拡大が見込まれる。
 アドバンスト・メディアは、2003年春より日本国内で、コールセンター向け音声認識ソリューションの提供を開始し、コンプライアンス対策や業務効率化、応対品質の向上に有効であるという点から、国内外90社以上に導入している。これまでの豊富な実績と高い技術力が評価され、この度、韓国コールセンター向けITソリューションのトップシェアを誇るLG CNS社と事業提携を行うことになった。
 今回のコールセンター市場での共同事業展開を皮切りに、今後はモバイル・医療・教育・自動車など幅広い分野で、音声認識ソリューションの開発と韓国市場開拓を共に推進する。アドバンスト・メディアでは、5年以内に、年間売上20億円を目指す。


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