〔2015/3/23〕JTBグループのJMC、タッチ式兼通訳オペレータによる多言語通訳アプリを販売開始
JTBグループのJMC(本社:東京都中野区、今泉弘幸社長)は、3社共同事業としてブレイン(本社:東京都渋谷区、前田俊秀社長)およびITX(本社:東京都港区、荻原正也社長)と、訪日外国人への多言語通訳サービスとして、「さわって+みえる通訳」を開発し、2015 年4 月2 日より販売を開始すると発表した。
さわって+みえる通訳は、タブレット端末を利用した多言語通訳サービスで、ブレインのタッチ式の多言語シートアプリ「さわって通訳」とITXの通訳オペレータによる映像式の通訳アプリ「みえる通訳」を連携させたもの。さわって通訳で画面操作によりスピーディに意志疎通を図り、人手による通訳が必要な状況では、みえる通訳のオペレータを呼び出して三者間で通訳をすることができるハイブリッド型サービス。
さわって+みえる通訳は、英語、中国語、韓国語、タイ語の4 カ国語に対応している。特に外国人旅行者が急激に増加し、通訳が不足しているタイ語の需要は高まっている。今後は、ロシア語など、ほかの言語の充実を計画している。毎月の利用料金も定額制のプランをご用意。
外国人旅行者が多く訪れるホテル・旅館、観光施設、お土産店をはじめとした商業施設、観光案内所での利用や、自治体の外国人向け行政サービスの案内用としての利用も見込んでいる。また、展示会やイベントなどに、利用できるように、タブレットを含めた短期レンタルプランも計画している。2015 年度は100 個所への販売を目標としている。