〔2015/5/1〕テレコムスクエア、福岡空港レンタルサービスカウンターで電話通訳サービス付訪日外国人旅行者向けプリペイドSIMを販売開始

 モバイル通信機器レンタルサービス最大手のテレコムスクエア(本社:東京都千代田区、吉竹雄次社長)は、2015 年2月に発売した無料電話通訳付きプリペイドSIMカード「Wi-Ho! Prepaid SIM」を、成田空港、羽田空港、新千歳空港に続き、国内6店舗目となる福岡空港内テレコムスクエアカウンターにて5月1日より取扱いを開始した。電話通訳サービスは、関連子会社である多言語専門コールセンターのアシストオールが提供する。
 日本政府観光局(JNTO)によると、2014 年度の訪日外国人客数は、前年度から28%増の1341万人を超え過去最高となった。中でも中国、韓国、台湾に近く位置する福岡空港は、羽田、成田に次いで国内で3番目に年間発着数の多い空港で、海外から日本、さらには北海道から沖縄までを結ぶアジアの玄関口として機能する。また博多天神などの福岡市街地までわずか10分前後というアクセスの良さが特長で、歴史、食事、ショッピング、レジャー、エンターテイメントを楽しむことができ、2014年度の福岡空港外国人入国数は、過去最高だった前年度からさらに28%増の884000人を超え、3年連続で過去最高を更新している。
 このような訪日外国人が急増している状況において、受け入れ環境の整備への課題が指摘されている。特に「無料Wi-Fi スポットが少ない(36.7%)」「外国語でのコミュニケーション(24%)」に対する課題は上位2位を占めており、これらは訪日外国人だけでなく、受け入れ側施設にとっても大きなストレスとなっている。これらの課題に対し同社は、通信だけでなく言語サポートも組み合わせたソリューション型旅行サービスに需要があると考え、電話通訳サービス付きプリペイドSIMカード 「Wi-Ho! Prepaid SIM」の提供を開始した。この試みは、日本初となる。
 Wi-Ho! Prepaid SIM取扱い店舗は、到着後すぐに利用できるように主要国際空港を中心に展開している。今後は5月15日に取扱い開始を控える関西空港をはじめ、全国の空港での展開を進めると共に、パートナー企業とタイアップによる市街地や世界の国際空港への拡大を予定している。


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