〔2009/7/8〕NTTデータ、コンタクトセンター基盤投資を軽減するSaaS型自動音声応答サービス「IVRサービス」の提供開始

 NTTデータは、企業のコンタクトセンター基盤への投資を大幅に軽減する、SaaS型コンタクトセンターソリューション「i-lligra(アイリグラ)オンデマンド」の新サービスとして、「IVRサービス」の提供を開始した。
IVRサービスは、i-lligraオンデマンドシリーズ第3弾のサービスで、顧客からの電話に対し自動音声で応答するサービス。i-lligraオンデマンド IVRサービス」は、使いやすさにこだわったユーザーインタフェースによりIVRのガイダンスフローや音声などを柔軟に設定変更することができる。また、プッシュボタンを利用した分岐フローにより、簡単な質問から複雑な質問まで、それぞれのフローを簡単な操作で作成することが可能。電話を利用したキャンペーン情報案内や顧客満足度調査などに利用することができる。さらに、転送機能を搭載しているため、自動音声にて顧客の要件を確定した後、コンタクトセンターのオペレーターへ転送し、対応するといった既存コンタクトセンターの一次振り分け機能として利用することが可能。利用料金は月額30万円から。
i-lligraオンデマンドには他に、コンタクトセンターへの電話が集中しつながらない際に、システムへ自動転送し折り返しの予約を受け付ける「コールバック予約サービス」、電話調査や情報配信を、大容量回線で一斉にコンテンツ配信できる「自動音声アウトバウンドサービス」があり、顧客へ初期投資不要・低コストで統合コンタクトセンターソリューションを提供する。NTTデータでは、今後、i-lligraオンデマンドシリーズで、2012年度末までに20億円の売り上げを目指す。


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