〔2015/7/3〕新生銀行、店頭での遠隔手話通訳サービスの導入

 新生銀行は、聴覚障がいのある顧客に対応するため、タブレット端末を用いた手話通訳サービス「遠隔手話通訳サービス」を、新宿フィナンシャルセンターと横浜フィナンシャルセンターの2店舗で導入した。
 本サービスは、福祉分野におけるソリューション事業を手掛けるプラスヴォイス(本社:宮城県仙台市、三浦宏之社長)の提供するサービスを利用するもので、同行窓口へ来店した聴覚障がいのある顧客に対して、プラスヴォイスの手話通訳コールセンターにいる手話通訳士を中心とした手話通訳オペレーターが、タブレット端末の画面を通じて顧客の各種お手続きについて手話と音声による同時通訳を行うもの。店頭のスタッフはタブレット端末に接続したイヤホンとマイクから、音声で顧客の問い合わせや要望を伺い、顧客の取引をサポートする。
 同行は、従来より、障がいのある顧客への取り組みとして、筆談器やコミュニケーションボードの各店舗への設置、ファックスサービスなどを提供し、障がいのある顧客の利便性向上に努めてきた。今般、タブレット端末を利用した手話通訳サービスを導入してほしいという顧客からの声を踏まえ、本サービスを導入した。


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