〔2015/7/29〕フュージョン・コミュニケーションズ、大・中規模コンタクトセンター向けシステムを提供開始
楽天グループの通信サービス会社であるフュージョン・コミュニケーションズ(本社:東京都千代田区、平井康文会長)は、大・中規模のコンタクトセンター向けシステム「FUSION Multimedia Contact Center (フュージョン マルチメディア コンタクトセンター、以下、「FMCC」)」の提供を開始した。
FMCCは、独自のコアアーキテクチャ「iMATRIX(アイマトリックス)」をベースに、IP-PBX、IVR、CTI、ACD、通話録音のほか、エージェントマップ、電話営業、ソーシャルメディアやチャットなどのマルチメディア連携など、各機能をモジュール化したコンタクトセンターシステム。モジュール化することで、機能単位でのサーバの増強が可能。さらに、グレースフル・シャットダウンの実装など、メンテナンス時の影響を最小限に抑え、安定したシステム運用を実現。また、マルチテナント、マルチアカウントにも対応しており、クラウド、オンプレミス、ハイブリッドの、それぞれの環境に適した柔軟なシステム構成や、複数センターの統合管理など、効率的なシステム運用を可能にする。
フュージョンは2011年からクラウド型コンタクトセンターシステム「FUSION Connect(フュージョンコネクト、以下、「コネクト」)」を提供している。コネクトは現在、企業内コンタクトセンターを中心に、累計600社を超える企業に導入されている。また、電話営業支援に特化したクラウド型のCTI「FUSION Outbound Pro(フュージョン アウトバウンドプロ)」も提供している。中小規模のインバウンド型コンタクトセンターに「コネクト」、中小規模のアウトバウンド型コンタクトセンターに「FUSION Outbound Pro」、大・中規模のコンタクトセンターに「FMCC」と、日本のテレマーケティング市場のさまざまなニーズに応えるサービスを提供していくという。