〔2015/8/4〕トライステージ、ロックオンとの協業により新たな広告効果測定サービスを開発開始

 トライステージは、ロックオン(本社:大阪市北区、岩田進社長)と協業し、インフォマーシャルやTVCMを見た影響によりWebでの購入に至る消費者の動向をリアルタイムで可視化できる新たな効果測定サービスを開発する。本協業の新サービスは3カ月後のリリースに向け、開発を進めていく。
 これまで、TV通販の購買ルートは電話受注すなわち、コールセンター経由での購買が大半を占めており、マーケティング効果を把握することは容易にできた。しかし昨今、PCやスマートフォンの普及により、通販番組の影響を受けWebでの購入を行うというように、購買に至る経路は多様化しており、正確なマーケティング効果を把握するのが困難になっているのが現状だ。
 トライステージではこれまで、このようなケースにおいても広告効果を明らかにするため、Webでの購入に対するテレビの貢献度について統計分析を用いて明らかにし、広告出稿最適化を行うオフラインアトリビューションを行ってきた。しかし、本手法では、大量のデータの蓄積が必要かつ分析に時間がかかるほか、インフォマーシャルやTVCMの枠単位での詳細な成果を分析できないなどの課題があった。
 この度、リアルタイムかつ正確なデータ分析を行いたいという広告主のニーズに対応するため、同社が持つ、インフォマーシャルやTVCMの枠単位でのオフライン購買経路データと、Webの広告効果測定では国内シェアNo.1ツールであるアドエビスのオンライン購買経路データを組み合わせ、今まで把握できなかったTV通販から購買に至るまでのメディアをまたいだ消費者の動向「クロスチャネル・カスタマージャーニー」を可視化できる新たな効果測定サービスを、ロックオン社と共同開発を行うことで同意した。
 本協業により、TV通販マーケティングの正確な効果測定が可能になり、これまでにない高速で最適なPDCA(施策立案、実行、効果測定、予算最適化)サイクルの実現と、投資対効果の改善につながることが期待できる。また、トライステージでは、本効果測定サービスを活用し、広告出稿予算配分最化の提案を行うことで広告主の売上成果拡大に貢献していく。


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