〔2015/8/10〕JARWA、テクニカルコールセンターを開設し、1級整備士が電子整備の現場をサポート

 日本自動車補修溶接協会(JARWA)は、先進安全技術搭載車両(ASV)の急速な普及に伴い、1級整備士が電話で電子整備の現場をサポートする「テクニカルコールセンター」を開設、「テクニカルコーセンター会員」の募集を開始した。
 現在、高度に電子化された車両の車体整備は、その難易度が高まっている。また、衝突被害軽減ブレーキなど、安全に直結する装置の普及により、出庫時のスキャンツールによる点検が必須作業となりつつある。
 JARWAでは、安心安全な車体整備には、クルマの電子化への対応が欠かせない課題であることから、電子整備(スキャンツール)に対応したコールセンターを車体整備事業者向けに開設した。
 コールセンターでは、「ミラー交換でダイアグコードが出てる」「スキャンツールの使い方がわからない」「最新ASV搭載車が入庫した」「ダイアグコードを消したが対応が正しかったか不安」など、電子整備で困ったことについて、1級整備士が電話でサポート。現場から離れずにその場で問題を解決できる。
 会費は自動車の国家資格の勉強が過去問題でいつでもできる「eラーニング」が付いて、入会金2万1600円、月会費4320円。


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