〔2015/10/15〕ヤマトコンタクトサービス、戦略的コンタクトセンター「関西マザーセンター」を開設

 ヤマトホールディングス傘下でコールセンター事業を行うヤマトコンタクトサービス(本社:東京都豊島区、石王丸 竜一社長、以下YCS)は、2015年10月5日大阪市内に、西日本エリアのクライアント企業の顧客満足度向上をさらに支援するため「関西マザーセンター」を開設したと発表した。
 YCSは、2003年9月に設立され、現在、宮城県から宮崎県まで全国10カ所にコンタクトセンター(合計約1,850席)を展開し、通販事業者を中心に多くのクライアント企業からコールセンター事業やテレマーケティング事業などを受託。2013年7月には東日本エリアのYCSのコンタクトセンターを統括し、クライアント企業向けに高品質かつ高付加価値サービスを提供する拠点として、「関東マザーセンター」(埼玉県川口市)を開設し、物流から決済までの問い合せを一元的に対応するシームレスな顧客接点の構築、コールセンター事業の変動費化によるコストメリットなどを提供している。
 一方で関西地方にはコンタクトセンターが1カ所(和歌山県和歌山市)のみで、通販市場の拡大とともに増加傾向であった西日本エリアのクライアント企業のニーズに応えすることが困難となっていた。今回の関西マザーセンターを設立した。同センターの位置付けは、顧客企業のエンドユーザーとの接点を高度化するためのもので、具体的にはエンドユーザーの声を集約、分析するなど、エンドユーザーの利用動向を調査する役割を果たすほか、顧客満足度を向上させる顧客管理システムの提供、エリアを管理する機能も備える。


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