〔2015/11/5〕ジェネシス社、マイクロソフト社とワールドクラスのカスタマーエクスペリエンスで提携関係を強化
ジェネシスは、G-Force 2015においてマイクロソフトと共同で基調講演を行い、カスタマーエクスペリエンスのさらなる進化とパーソナライズ化を促進するため、Skype for BusinessからGenesys Customer Experience Platform向けにビデオサポート機能を提供するなど、従来の両社の関係をさらに強化することを発表した。
ジェネシスのCEOであるポール・セグレとマイクロソフトのSkype for Business事業を統括する本社副社長ジグ・セラフィンは、ネイティブに統合されたソリューションのビジョンについて詳しく説明し、クラウドでのSkype for Businessの可能性について展望を示した。
また、マイクロソフトは、ジェネシスとの長期的な関係のさらなるに強化に向け、自社のグローバルコンタクトセンターにジェネシスのクラウドベースのコンタクトセンターの導入を進めている。このコンタクトセンターは、すでに約10万人に及ぶマイクロソフト社の全世界の従業員が日常的に使用している会議/メッセージングシステムであるSkype for Business PBXを拡充する世界最大のコンタクトセンターシステムのひとつとなると予想されている。
マイクロソフトのSkype for Business担当の本社副社長ジグ・セラフィンは次のように述べている。「ジェネシスとマイクロソフトは、ユーザーをさらにパーソナルな方法で結び付けるという視野を共有しています。我々は、ジェネシスがコンタクトセンター分野のリーダーであると確信しており、両社で共同して、Skypeのあらゆるエンドポイントを利用し、企業内外とチャット、音声、ビデオでコミュニケーションを取る際の顧客エンゲージメントのあり方に変革をもたらそうと考えています」
両社はまた、カスタマーエクスペリエンスソリューションにフォーカスした新たなマーケットプレースであるGenesys AppFoundryを通じてMultimedia Connector for Skype for Businessアダプターを提供することを発表した。AppFoundryは、同じくG-Force 2015で発表されたサービスで、ジェネシスのお客様向けリソースセンターとしての役割を担いる。お客様はAppFoundryを通して自社のニーズを満たす多様なカスタマーエクスペリエンス関連のアプリケーション、インテグレーション、サービスを発見・調査・接続することができる。