〔2015/11/6〕日本アバイア、中小規模コンタクトセンターソリューション「Avaya Contact Center Select」を提供開始

 日本アバイア(本社:東京都港区、川上佳樹社長)は、中小規模のコンタクトセンターに必要な機能を網羅したオールインワンのソリューション「Avaya Contact Center Select(ACCS)」を国内で提供すると発表した。
 ACCSは、日本アバイアが本年6月に発表した中小企業に特化したコラボレーション・ソリューション「Avaya Office」をベースとするコンタクトセンター向けのソリューションで、10席規模からコンタクトセンターを構築することが可能。ACCSは、中小規模のカスタマーケア部門が抱える課題をオールインワンで解決し、より円滑かつ充実したカスタマーケアの提供を可能にする。
 ACCSは、大手ディストリビュータのシネックスインフォテックを通じてリセラーに提供され、リセラーからエンドユーザーへ提供される。最小構成時のライセンスのみの場合で、ディスビュータからリセラーへの価格として、178万1600円が予定されている。
 昨今の消費者のコミュニケーション手段の変化に伴い、コンタクトセンターには電話以外の問合せ手段を顧客に提供するマルチチャネル化が求められるようになってきている。しかし現状では、顧客対応チャネルは分断されており、シームレスでストレスのないカスタマーケア体験を提供できている企業はまだ多くない。これは主に、既存のマルチチャネル対応カスタマーケア技術は大企業向けで、そのような技術の導入にかかるコストが中小企業にとっては大きな負担だったことが挙げられる。
 ACCSは、コールセンター業界で実績あるアバイアの技術を中小企業が求めやすいパッケージで提供するもの。人員が10名程度の小規模なコールセンターから最大250名の規模まで対応できる柔軟性と高い拡張性を保持し、電話だけでなく、メールやチャット、SMSといった複数のチャネルに対応している。これにより企業は、顧客との接点をマルチチャネル化することができ、顧客のニーズに合ったコミュニケーション基盤を構築、機会損失を防ぐことができるようになる。また、通話録音やアウトバウンド機能も標準で備えており、コストパフォーマンスに優れたパッケージになっている。


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