〔2015/11/20〕ベルシステム24ホールディングス、東証1部市場に再上場

 ベルシステム24ホールディングス(東京都中央区、小松健次社長)は11月20日、東証1部市場に上場した。前身のベルシステム24は2005年1月、グループ戦略の展開を目的に、株式の非公開化で1部市場を上場廃止となったため、10年ぶりの再登場になる。
 同社は2014年6月の設立で、東京都中央区に本社を置く。前身企業のベルシステム24は、1982年9月に創業、電話転送機による24時間電話業務代行サービスを開始し、通信販売の電話注文受付、自動車事故報告の電話受付などに業容を拡大した。旧日興プリンシパル・インベストメンツ子会社による買収で2005年に非公開企業へ移行後、2010年2月以降は米国投資会社のベインキャピタル系ファンドの完全子会社となり、昨年10月に伊藤忠商事が資本参加した。ベルシステム24では、全国25カ所、約1万3000席の自社コンタクトセンターで電話によるクライアント企業のカスタマーサポート業務、セールスサポート業務を行い、コンサルティングサービスなども提供する。


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