〔2015/11/26〕日本PCサービス、BPO事業を主力とするスリープログループと本資本業務提携

 日本PCサービスは、IT機器導入・運用支援、営業・販売支援、人材派遣、開発、コールセンター運営などのBPO事業を主力とするスリープログループと本資本業務提携を行うと発表した。
 同社グループは、パソコンをはじめとするデジタル機器やHEMSなどのホームネットワークの設定・設置からトラブル解決、廃棄までワンストップでサポートを提供しており、個人顧客の住環境において、ありとあらゆるネットワーク対応機器をサポートする「家まるごとサポート」を掲げ、事業を促進している。
 同社グループは、一般個人の顧客を対象とした訪問サポートが強みであり、年間のサポート件数が100,000件を突破するなど、インターネットの利用普及率の高まりと共に個人の住環境においてネットワーク環境が重要な生活インフラの一部となっていることを背景に、個人向け訪問サポートサービスを拡大してきた。
 一方、スリープログループは、ITに特化した導入・設置・交換・保守支援サービスや、IT周辺機器やインターネット接続に関わるヘルプデスクを提供する運用支援サービス(コールセンターの運営など)などのBPOサービスを軸とした事業を展開しており、主に法人顧客に対するIT化ニーズのサポートを強みとしている。
 同社グループとスリープログループには、現在取引関係はないが、両社の強みである個人向けおよび法人向けのITサポートサービスにおいて相互に補完し合い、協力関係を構築、強化していくことが両社の企業価値の向上に資すると判断し、業務提携に至った。また、今後の業務提携を確実に推進し、協力体制を磐石にしていくためには相互に資本参加することが望ましいと判断し、資本関係を構築することとした。
 本資本業務提携を契機として、今後拡大が見込まれるIoT機器関連の市場において、両社それぞれのサポート力を提供しあうことで、時代の流れに合わせたサービスをより多くの顧客へ提供できるよう目指していく。


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