〔2015/12/9〕米国コンバージズ社、ベリントのVoIP通話録音ソリューションに、ラドウェア製アプリケーションデリバリコントローラを採用

 仮想/クラウド/SDNの各データセンターに最適なサービスを提供するアプリケーションデリバリソリューションのリーディングプロバイダである米国ラドウェア社は、コンバージズが全世界にわたる自社のベリントのVoIP 通話録音ソリューションをサポートするアプリケーションデリバリコントローラとして、 「Alteon 5224 ADC」 を採用したことを発表した。コンバージズ社は現在、コールシステムにおける90台を超えるVoIP録音装置をサポートするために、全6カ所のデータセンターのうち4カ所に、14台のAlteon を展開している。今後同社は、全150カ所のコールセンターに対する負荷分散装置標準としてAlteon を採用する予定。
 12万5000人を超える従業員からなる、オハイオ州シンシナッティに本社を置くコンバージズ社は、31カ国で150を超えるコールセンターを運営する高品質な顧客サービス提供する企業。VoIPの品質維持は、コンバージズのビジネスにとって非常に重要な課題であった。
 「ラドウェアによって、1日に100万を超える通話を、大企業における録音システムを支える複数の録音サーバ間で分散することができます」とコンバージズの取締役であるシャウン・アンダーソン氏はいう。「従来のシステムと比較して、本システムは、計画的なものであれ突然発生したものであれ、リソース枯渇時のダウンタイムを最小限に食い止めてくれます」という。
 そのコアとなる機能に加え、Alteon は 25 ギガビットイーサネットコネクションと、2つの10ギガビットイーサネットリンクを持つため、デバイスは、かかって来たコールを認識し、オペレータと録音装置の両方に同時に送ることができる。コールセンターの環境では、録音の失敗が顧客満足度の低下につながる恐れがある。ラドウェアの Alteon ADC はアプリケーションにおけるヘルスケアチェック機能を持っており、サーバがダウンした際にはそれを自動的に検出し、他のサーバに転送することができる。


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