〔2016/4/8〕ベルシステム24、新たに「地域限定社員」制度も開始し、「活躍の機会の拡大」「働き方の多様化」を推進

 ベルシステム24ホールディングスは、コールセンタースタッフなど有期雇用社員の人事制度を見直し、一定の職位に従事する有期雇用社員を正社員として登用することで、質の高い人材の確保などを目指すと発表した。この新制度導入に伴って、有期雇用社員150人を正社員化するとともに、正社員の一形態として、「地域限定社員」制度の運用も新たに開始した。
 本制度は2016年3月1日より、同社およびベルシステム24を対象に運用を開始しており、正社員として登用した有期雇用社員150名のうち約3割が「地域限定社員」を選択している。
 同社は、従来より、有期雇用社員として雇用したコールセンタースタッフを積極的に正社員化することで経験豊富なコンタクトセンターの管理者などを育成してきた。今般の新たな制度の導入により、有期雇用社員は自身の能力と意欲次第で、正社員および将来へのキャリアパスを明確にイメージできるなど,業務に対するモチベーションをより高く持つことが可能となる。またこれにより、同社は、質の高い人材の確保を実現し、事業拡大を加速していく。また,従来の正社員化の条件として,全国26カ所の自社センターをはじめとする各拠点への転勤が可能であることが前提となっており,「正社員として働きたいが、子育てなどで転勤ができない」などの声が有期雇用社員の間から多く聞かれていた。これに対し、今回の新たな人事制度による「地域限定社員」制度の運用開始により、上記の事情による機会の逸失を解消し、「地域限定社員」を選択した社員でも、正社員と同様にさまざまな研修制度などの機会を活用することで、自身のライフスタイルに合った働き方を通じてのキャリアアップが可能となる。


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