〔2016/5/12〕Veeva Japan、「Veeva OpenData」と「Steward service」の提供を日本国内で開始

 Veeva Japan (日本法人本社:東京都渋谷区、岡村 崇社長)は、ライフサイエンス業界向け顧客リファレンスデータへの新しい取り組み、「Veeva OpenData」を日本国内向けソリューションとしてローカライズを行い、本格提供を開始した。またこのソリューションの提供に併せて新たに「Steward Service」単体でのBPO提供も行う。
 Veeva OpenDataはデータビジネスの分野でライフサイエンス業界のニーズがますます高まる中、あらゆる医療従事者(HCP)や医療機関(HCO)のデータを、製薬企業やその他の団体へ提供する取り組み。Veeva OpenDataが展開するデータやサービスの中核を成すVeeva OpenData Customer Dataは医療従事者や医療組織、各種団体のデータ。顧客データは信頼できる業界の情報源をもとにたえず更新されており、昨今のマルチチャネル・エンゲージメントに欠かせないデジタルプロフィールデータを含め、最もタイムリーな最善の情報を整備している。また、Veevaは最高水準の品質や完全性を確保するために、適切な管理担当者のもとで厳密かつ自動化された検証も行っている。
 Veevaがこうした取り組みを開始する背景としては、製薬企業が抱える顧客データの課題が大きくある。製薬企業各社は複数の社内システムにまたがってタイムリーかつ完全な顧客データを維持しようと日々努力されているが、結果としてコンプライアンスや顧客情報の正確性を維持するために、非常に多くのリソースとコストを費やす状況にある。こうした課題を解決するため、Veeva JapanはVeeva OpenDataを日本国内向けにローカライズし、医療機関や医療従事者の基本プロファイルデータのみならず、Veeva CRMのマルチチャネルソリューション上で常時最新で正確なデータ参照を可能とするソリューション提供を開始する。


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