〔2016/5/16〕エイジア、人工知能アルゴリズムを駆使した感性分析型テキストマイニングシステムを6月に発売

 エイジアは、eCRMシステム「WEBCAS」シリーズの新サービスとして、テキストマイニングシステム「WEBCAS Sense Analyzer(ウェブキャス センス アナライザー)」を2016年6月1日に発売すると発表した。
 同社は、主力事業としてメール配信システム「WEBCAS e-mail」やアンケートシステム「WEBCAS formulator」、問い合わせメール共有システム「WEBCAS mailcenter」などを中心にしたeCRMシステム「WEBCAS」シリーズを主に大手企業向けに提供している。
 これまで同社には、WEBCASシリーズを利用するマーケティング担当者より、「Webアンケートで収集した自由回答(フリーアンサー)は有用なのに定量化できず分析が難しい」、「問い合わせ窓口などに寄せられる大量のお客様の声を手動で分析するのが大変で、うまく活用できていない」などの声が寄せられていた。
 同社は、アンケート自由記入項目など “お客様が自ら入力したテキストデータ”にこそ「商品やサービスに対してお客様が持っている印象やイメージ」「お客様の本音」が把握できる有益な情報だと考えており、これらデータを迅速かつ適正に分析し、製品・サービス改善に活かすことが企業の発展に寄与するものと考えている。そこでこのたび、WEBCASシリーズの新たなラインナップとして、テキストマイニングシステム「WEBCAS Sense Analyzer」を発売することにした。
 WEBCAS Sense Analyzerは、顧客のWebアンケートの自由記入回答データ、コールセンターや問い合わせ窓口に寄せられる大量の問い合わせ、SNSなどの投稿・つぶやきなどのテキストデータを、スピーディーに分析できるテキストマイニングシステム。大量のテキスト情報から意味・感情などを検知して、独自の人工知能アルゴリズムにより自動分類して数値化する。これにより、顧客の心理や感情などの情報を定量的に分析することができるようになる。なお、WEBCAS Sense Analyzerのネガ・ポジ判定機能(感情のネガティブ/ポジティブ度合を判定する機能)は、従来のツールでは3段階の分類に留まるところ、7段階に分類できるなど、従来のツールよりも高精度な判定を実現することが可能。
 なお、WEBCAS Sense Analyzerは、2015年10月19日に資本業務提携を行った、人工知能技術や自然言語解析技術に高度な知識・ノウハウを有するメタデータより技術供与を受けている。


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