〔2016/6/15〕ジェネシス・ジャパン、日商エレクトロニクスと販売代理店契約を締結

　ジェネシス・ジャパン（本社：東京都千代田区、田中良幸社長）は、日商エレクトロニクスと販売代理店契約を締結したことを発表した。日商エレクトロニクスが取り扱うアプリケーションと、ジェネシスCX プラットフォームを組み合わせることで、企業側から顧客へとプロアクティブな情報提供を核にしたオムニチャネルCX（Customer eXperience）ソリューションを提供していく。
　購買のイニシアチブが企業から消費者に移り、商品やサービスのコモディティ化が進む中、企業の差別化の要素として「カスタマーエクスペリエンス（顧客体験）」が注目を集めている。カスタマーエクスペリエンスを高めるための１つの要素が、消費者が求める情報を必要な時にタイムリーに発信し、消費者の利便性を向上することだが、未だに企業側からの情報発信は、静的な顧客情報に基づいたプロモーションが中心で、問題を未然に防ぎ、便利なサービスをあらかじめ通知するような顧客体験があまり考慮されていないのが実情だ。
　今回の代理店契約により、ジェネシス・ジャパンと日商エレクトロニクスは、両社のソリューションを組み合わせたプロアクティブな情報発信からスタートするCXソリューションの提供を目指す。主に必要な時に必要な情報をプロアクティブに発信、 オムニチャネルでの情報発信、インバウンドとアウトバウンドがループする高度な顧客対応の3つの機能を提供することで、顧客情報にロケーションやオムニチャネルでの行動を基にした通知や、トラブルが発生するのを未然に防ぐような情報発信によって、商品やサービスを利用する際の利便性を向上し、顧客体験を高めるとともに、企業への問い合わせ削減や適切な対応によってコストダウンを実現する。