〔2016/7/12〕TMJ、札幌「採用ラボ」のコンシェルジュに「Pepper」が就任
TMJ(本社:東京都新宿区、丸山英毅社長)は、人型ロボット「Pepper」が札幌「採用ラボ」のコンシェルジュに就任したと発表した。コンシェルジュとして、受付、案内などに対応するほか、採用選考会・登録会の誘導・司会進行や、入社時の説明・手続き、初期研修を担当し、すでに現場で対応を始めている。
昨今、ビックデータや人工知能(AI)の利用が進む中、TMJでもコールセンター運用への活用を視野に、AI技術の研究を進めてきた。その中、研究成果を業務へフィードバックしていく取組みの一環として、「Pepper for Biz」を導入することにした。選考会や研修の進行をPepperが担当し、年間数百人にのぼる求職者・入社者とのコミュニケーション機会を得ることにより、AIの自己学習機会を高め、精度の高い対話の実現を目指す。Pepper導入はTMJとして初の試みであり、今後、全国拠点での展開を検討していくという。